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イッセイエッセイ

951号 知るべきことを為すを求む(里仁篇十四)

2014年06月02日(月)

 人は自分自身を最もよく知っていると思っているので、他人も当然にこの自分を知っているはずだ、あるいは忘れないで憶えているはずだ、と思いがちである。しかし実際はそうは行かないのだ。自分が他人のことを忘れたり、うろ憶えのままであることをしばしば経験するように、人間は互いに自己中心に偏した意識状況にある。したがって他から知られることは想像以上に少ないのである。もし知られるようになりたいのであれば、並の努力では効果は期待できないのである。

(2014.5.28 記)