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イッセイエッセイ

891号 新諸国物語(7)

2013年12月01日(日)

ポジティブ切符【カナダ】
 カナダのリッチモンド警察署が2002年に導入した「ポジティブ切符」が、カナダ全土に広がり成果を挙げ始めている。子供が交通法規を守った際など、警察官がピザの無料引換券などを渡す制度。リッチモンド署では、非行の違反切符の約三倍、年間約四万枚のポジティブ切符を配り、十年間余で少年犯罪は半減した。(2013.10.24中日新聞)

 日本の学校において子供たちの良さをほめる方法の参考にならないか。

日本人観光に対する支援【韓国】
 韓国政府は、日本人観光客が急減していることを受け、誘致のための宣伝費用として旅行業者に計約10億ウォン(約9200万円)の緊急支援を行う。減少幅に合わせ、宣伝物の製作費や広告費などとして一社当たり最大3千万ウォンを支給する。(2013.10.25福井新聞)

 観光客の急減の背景は別にあるのではないか。

新州設立の住民投票【アメリカ】
 米コロラド州内の十一郡で、州からの離脱の是非を問う住民投票が行われる。銃規制など民主党主導の政治に反発する保守派が「新州設立」を訴えている。分離による新州の創設の動きは、1863年のウェストバージニア州が最後。(2013.10.28中日新聞)

 連邦主義の国ならではの動き。

送電網再公営化の住民投票【ドイツ】
 ベルリン市内の電力供給をする送電網を公営に戻すかどうかを問う住民投票が行われる。ドイツでは2000年代に入り、民営化された電力やガスなどのエネルギー供給事業を、公営に戻す動きが相次いでいる。(2013.11.4中日新聞)

「脱レジ袋」の方針【欧州連合】
 欧州連合の執行機関・欧州委員会は、EU内のレジ袋を8割削減する方針を発表。加盟国が有料化や使用制限など、各国に合った削減策を取る。使用量は北欧では一人当たり年4枚に対し、東・南欧では400枚超と差が大きい。レジ袋による海洋汚染は深刻、フランス沿岸ではごみの7割との報告もある。(2013.11.6毎日新聞)

英国の人口、2037年に1000万人増【イギリス】
 英国家統計局は、約6370万人(2012年)の英国の人口が、25年後の2037年には1000万人近く増え、約7330万人に達するとの推計を発表した。
 移民の増加が主な要因。合計特殊出生率は2037年まで平均1.89と、高い水準を維持する見通し。(2013.11.10毎日新聞)

 今から35年ほど前、首都ロンドンはすでにアングロサクソン人だけの都市ではなかった。

シェールガスの恩恵【アメリカ】
 IAEAは2035年までのエネルギーの長期需要を示す「世界エネルギー展望」(13年版)を発表。「シェールガス」の開発などで米国の電力価格は、日本や欧州、中国の約半分となる。日欧は産業競争力を奪われて大きな打撃となる可能性があると警告。再生可能エネルギーも、世界全体の発電量増加分の約半分を占めると見込まれるが、長期の安定供給などについては疑問を呈している。(2013.11.13産経新聞)

 日本のシェールガスは地震の原因となる海底断層との関係を科学的に解決するにはどうするか。

スローフード運動【イタリア】
 ファストフードに対抗し、伝統的な食生活や食文化を守ることを目指すイタリアのスローフード協会が、希少チーズを救おうというキャンペーンを行っている。衛生当局の規制などにより、数多くのチーズが「絶滅の危機」に瀕していると訴える。協会は絶滅の恐れのある食品をリストアップ。日本からはサバのなれずし(小浜市)など29品目が認定されている。認定されると、協会から製品の宣伝や技術指導などの支援が得られる。(2013.11.14福井新聞)

 規制分野の選択や規制思想のアンバランス。

(2013.11.30 記)