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イッセイエッセイ

883号 全国の農産物

2013年11月14日(木)

 新宿の明治公園で「全国農林水産祭」(11月8日)が早朝からあった。ちょうど天気も好く、まったくの日本晴れであり、日なたに出れば暖かく、ぽかぽかしている。
 全国ではないものの三十数都道県がそれぞれテント二、三張りを用意している。季節的には収穫祭なのだが、やや端境期的な感があり、明るい色の果物や野菜はそんなに多く出品されていない。福井は上庄里芋、れんげ米などの特産米(300g袋)、水羊羹、そして恐竜グッズ。永平寺町のぬいぐるみキャラも参加である。大野市長らと展示の見栄えを論じたりして開会までの時間をすごす。
 福井のテントの向い側の南向きに出展している北海道は、各種のコンブや小豆、大豆、虎なんとかいう白い斑の豆などを出品、その横の東京都は島しょ部の加工品が多い、その他の県も富有柿や次郎柿、みかん(長崎県)、山梨県はブドウ、ワイン、それに桃、これも晩生(おくて)のものですかと尋ねると、これはレプリカだなどと談笑。和歌山は果物のほか有名な特産の梅干し。数人の元気そうな若者が周りにいて、だいたい茶髪なのである。野球をやってるのときいたところ、そうだ、それにいつも畑にいるので髪が茶色になるんだと冗談をとばす。その中の一人はとくに誰かに似ているので、誰かに似ているよと水を向けると、仲間がはやしはじめて、本人は楽天のマー君の顏真似や投球のしぐさをしてみせる。梅干の調子はどうかというと、まあまあ、なかなか、といった調子で答える。米は作っているのかと聞くと、傾斜のきつい土地だから、米は小さい段々畑でほとんど無理であり、梅が専門であるという。
 総じて、水産物の展示が少なく、輸送や温度管理が大変なのだろうと考えるが、年々工夫もいるかと思う。そのほか出口付近には、関東の農政局や農水省関係機関の研究成果や活動状況のパネルなども展示されている。

(2013.11.9 記)