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870号 事故の原因

2013年09月29日(日)

 「首相への提言 残暑お見舞い申し上げます」(毎日新聞8月16日)は、大前研一氏(東電原子力改革監視委員)のインタビューである。

   安倍内閣発足時には規制委のメンバーを変えなかったので、原子炉の専門家が入っていない、福島の事故時と同じように対応できないだろう。規制委は活断層探しばかりしているが、活断層の上に新規の原子炉をつくってはいけないルールがあるが、既存の施設には決まりがないわけだから、中止ではなく耐えられるように設計できているのかを検証し、補強か停止かを決断すればよい。規制委は活断層に国民の注意を向け、再稼働承認の責任逃れをしている。民主党は、原因は想定を超える津波と説明したが、原因は全電源喪失であって、津波の高さを決めても意味がない。5、6号機は屋上の空冷エンジン一基で助かった。福島事故を冷静に分析すれば、原因は完全に克服できると思う。
 日本がこのまま原子力を永遠にやめるのは敗北思想、福島事故を乗り越えてこそ工業国家である。内閣は福島事故を検証解明せずに先に進むのは危険である  

 概略以上のような主張。全体としてごく当り前のことを論じておられる。なお新聞インタビューのタイトルが「再稼働 事故解明後に」というのは、内容と合っていないようにみえる。

(2013.8.18のメモ、9.24 記)