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イッセイエッセイ

841号 新諸国物語(4)

2013年07月24日(水)

救急車は使わない【インド】
 インド東部オディシャ州の一部地域では、高額かつ到着に数時間もかかる病院所有の救急車しかなかったため、州政府が無料の救急車を導入。しかし、地域住民は「後で高額な請求がされるのではないか」と不審がり、利用は思うように増えていないということだ。(6.24読売新聞)

イタリアの納税事情【イタリア】
 イタリア国税庁が発表した2011年度の国民の所得申告額は、有所得の半数である約2000万人が年額1万5700ユーロ(約200万円)以下であったという。不景気とはいえ信じ難い数字であり、商店主や自由業者の申告所得額がいいかげんなことが理由とみられ、税務署もこの状況を見逃し続けている。なお給与所得者の税金は源泉徴収される。(6.30産経新聞)
 参考に日本の場合は(平成23年分)、200万円以下の所得者は全体の8%という統計である。

法律で高齢な親の扶養を義務化【中国】
 中国政府は年老いた両親の扶養を法律で義務づけた。高齢者に対して経済的な負担や生活上の世話を義務づけし、別居の場合は常に見舞いに訪ねるように求めている。「道徳の問題を法律で拘束するのは笑い話」などの批判もあり、適用をめぐり議論を呼んでいる。(7.3中日新聞)
 日本の民法(家族法)でも「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。」あるいは「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。」と規定しているが、これらとは意味がちがうようにみえる。

米中外交は日本語で【ブルネイ】
 ASEAN地域フォーラムに参加中の王毅外相(中国)とラッセル上級部長(米・国家安全保障会議)がホテルの朝食会場で一緒になった際、お互いに「日本語」で立ち話を行った。2人とも日本での勤務経験があり、中国語や英語より日本語の方が対等でスムーズに意思疎通できるようである。(7.4朝日新聞)

インド、10年ぶり新銀行【インド】
 銀行への規制が厳しかったインドにおいて、10年ぶりに銀行が新設される。現地財閥企業など26の企業・公的機関が認可申請を行った。政府は低所得者層を金融取引に引き込み、経済成長を下支えする考え。当局は新銀行に対し、全人口の7割が住む農村に、拠点の25%を設けることを義務づける方針。インド準備銀行(中央銀行)では14年3月までに企業を選ぶとみられ、新銀行は4,5行になる見通し。(7.15日本経済新聞)