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796号 記憶法いろいろ

2013年04月08日(月)

 覚えたはずなのに思い出せない、こういうことを少なくする記憶法。
 「偏差値35から公認会計士に受かる記憶術」碓井孝介さんのすすめる方法が、「学ぼう」欄(読売新聞2013.3.16土)に紹介されている。
 ポイントの1は、情報を「孤立させない」こと。いくつかの情報をまとめ、網の目をはりめぐらすように覚える。ポイントの2は、所々に「記憶の入口」を用意し、忘れてもきっかけによって思い出す確率を高くすること。
 ビジネスの世界でよく使われる有名な「ホウレンソウ」(報告・連絡・相談)は、頭文字を語呂合せで用いている。列挙型や時系列の情報の記憶に有効という。我々が生徒の頃より少し後に発明された周期率表の化学記号の憶え方も、これに当るであろう。
 この「学ぼう」欄では、記憶法の具体例として、世界史の学習で知っているときっと便利な歴代のイギリス王朝名の憶え方が出ている。「ノプラヨチスハウ」とリズムをつけながら何度も唱えて、音として憶えてしまうのが良いというのである。しかし、この頭文字そのものを間違いなく憶えておれるかどうか?実験してみてはいかがか。
 なお、相手の言ったことを忘れないように記憶する方法として、例えば「繰り返し」法-なるほど何々ね、「明確化」法-それはこう言うことね、という記憶法があるということが、すこし以前の2013.1.5付けの「学ぼう」欄に書いてある。
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 参考にイギリスの歴代王朝名は以下のとおり。
(ノ)ノルマン朝(1066-1154 ウィリアム1世、ノルマン征服)
(プ)プランタジネット朝(1154-1399 ヘンリー2世、仏・アンジュ伯、えにしだが家紋、中世王朝、13Cにジョン王あり)
(ラ)ランカスター朝(1399-1461 ヘンリー4世から三代)
(ヨ)ヨーク朝(1461-1485 エドワード4世から三代、ランカスター家とのばら戦争)
(チ)チューダー朝(1485-1603 ヘンリー7世=ヘンリー・チューダー、16Cのエリザベス1世まで)
(ス)ステュアート朝(1603-1714 ジェームス1世、その間1649-60年共和制、アン女王まで)
(ハ)ハノーバー朝(1714-1901 独・選帝侯ジョージ1世、ヴィクトリア女王まで六代)
(ウ)ウィンザー朝(1917~ ジョージ5世からエリザベス2世まで四代に至る)
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 どう考えても、上述の通りこの頭文字を絶対忘れないように再生できるための記憶法がまた必要であろう。例えばこんなコジツケはいかがか―「no plan 予知す how」と何度も反芻すること。もう少し上品でないものも考えつくが各自ご自由に。

(2013.3月末 記)