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イッセイエッセイ

745号 11月末での経済状況

2012年11月30日(金)

 最近の世界の経済状況は10月現在で、3ヶ月前に比し経済成長をマイナスに修正している。ただし、IMFは来年は3.6%(本年3.3%)としている。
 背景、(1)欧州不安が周辺国からコア国(独など)へ拡大、EUのみが全体で’12はマイナス。(2)中国減速がひびく、過剰投資など。(3)米欧は、日本のバブル崩壊後よりもGNPの回復推移がよくない。ただし、米国での住宅改善のよい動き、新車登録もやや回復。
 金融動向。金融機関間は緩和、企業資金調達は緊張度がゆるむ。長期金利は、日本のみならず米国、ドイツなども歴史的な低利。よって世界的に株価は上らない(米国は例外)。リスクをとらないので円の名目レートが上る。円買いは英国が多い。商品市場は原油そして銅が上昇。
 日本経済、7-9月マイナスGDP(公的要因のみ+)、輸出減少(対EU、中国)、また中国は日本への観光も減。鉱工業マイナスのまま(その中でやや上方向か)。雇用は全体にマイナス。
 設備投資の将来計画は高かったが、今後減るかもしれない。
 結果、全体的に先行き弱含み。なお、政策委が見通す中央値の見込は、’12(+1.5)、’13(+1.6)、’14(+0.6)(のぞく消費税)
 10月の日銀金融緩和策あり。
 北陸、弱含みに下方修正。短観は北陸の中でも福井は弱い。しかし、全国に比し、福井は設備投資計画が強いが、これがどう変ってゆくか。鉱工業生産指数が北陸の中でも実勢値が高い(電子デバイス、化学など)。百貨店・スーパー売上高の方は福井は低い(大阪の大型店への消費流出もあるか)。有効求人倍率は、引きつづき全国一位、介護福祉、量販店系の求人増。

(2012.11.21当日 略速録)