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イッセイエッセイ

719号 心身感応

2012年06月18日(月)

 思考というものは行動にはっきり表われなくても、表情やしぐさに現れ、人間の体に対してほとんど行動に近い影響をたえず及ぼすことになる。
 風邪をひいたのか、喉をいためてしまった。何かを言うと咳こむのだが、じっさい何かを言わなくても、言うことを思うだけで咳こむ。このことは、何かを思うだけで人間の体が動き、その思うことのリハーサルを行ってしまう習慣があって、それが身体に現れるのであろう。
 このことから、自己の心を出来るだけ良くない考え、くだらない思いから遠ざけることが、修養として大事なことになる。いつなんどき、お前はいま何を考えていたか、と天使から突然問われても、仕事の事や良い企てについて考えていたと即答できないようでは困ることになる。(()

(2012.6.12 記)