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イッセイエッセイ

715号 制度の形式と実質

2012年05月22日(火)

  ある制度が出来あがるときには、その制度を作った精神がかならず背後にある。
 しかし時間が経過してゆくにつれて、その精神を体していた人たちや知っていた人たちがいなくなってしまう。そうすると変わった後の人たちは、元の精神をわきまえない上に身勝手な私流の解釈を加えるので、制度の理解が本来のものからますます遠ざかる。しかも逸脱していることを注意する人すらもう周りにいないのである。         

(2012.5.19 記)