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イッセイエッセイ

646号 仕事の指示、報告、交渉

2011年10月03日(月)

 2011年9月18日の日経新聞に、伊藤忠商事元会長の室伏稔さんの「私の履歴書」の第十七回目、瀬島龍三本部長(当時)との回想が載っている。
 瀬島さんは厳しいが仕えやすい上司であり、指示が常に明快かつ的確だったらしい。
 日常業務で指導されたことは、報告書は必ず紙1枚にまとめる、結論を先に示す、要点は3点にまとめるという点であり、物事の本質を見極め整理する習慣を身につけさせたという。
 また交渉の場ではメモをみないで話しをされ、知らないことは「知らない」と率直に答え、調べて返事すると約束し、必ず実行したという。「時に、こちら側に都合の悪いことも一切隠さず話されていたことも、人の信頼を得る道として、私は目を開かされた」と、室伏さんは述べている。
 交渉や事業の着手にあたっては「用意周到、準備万端、先手必勝」が瀬島さんの口癖で、とにかく徹底的に準備をしてから事を始め、相手に先んじることが必勝の道とのことである。
 仕事上、参考にすべき先輩の言葉であると思う。

 

(2011.10.2記)