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イッセイエッセイ

615号 政治と地域のつながり

2011年06月24日(金)

 国政の代表者を選出する選挙区を、便宜的な地域の区分にすぎないと考えるのは、あやまりである。また、他の事柄を優先するために選挙区を便宜的に軽々に取り扱うことも、劣らずあやまりである。
 国政は日本全体の政治であるから、その代表者は全体から選ばれればよいと考えて、どのような方法で選ばれようと気にならない政治は望ましくない。
 なぜなら、政治家は特定の共同体に帰属しているがゆえに、国政全体のことが正しく力強く論じられるのである。どの地域とも繋がりの薄い、どの地域にもあいまいに属しているような代表者は、地域のみならず全国のことに対しても十分な力を発揮することはむずかしい。
 国政の代表をこのような政治的に弱い境遇に置いてはならない。それは国政の自己空洞化につながる。
 吉田松陰曰く「地を離るれば人なし、人を離るれば事なし」云々。

 

(’11.6.19記)