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イッセイエッセイ

1232号 雑想(21)

2017年06月18日(日)

(接触攪拌)
 性質の異なるものが接触を続ける境界場所には何か新しいものが生まれる。それらが互いに異質なものであればあるほど、また接触が繰り返されるほど、より発生と変化の可能性の大きさは広がる。
 敦賀半島の西海岸を車で通りながら、早春の浜辺ののんびりした様子を眺めて、このような有りきたりの観念が頭をかすめた。
 この揺れ動く永久無限に干渉しあう海波と岩礁をめぐる風景、この日ねもすのたりのたりの運動こそ、万物が創造される根源である。
 人間の世間に広げた場合も境界線では同様の現象が生じるが、一方でまた争いの種といった種類の事態も生じる。

(2017.3.25(土)
記)

(身近な情報)
 情報というと普通ではアクセスできないような特別の種類の情報のことを考えたり、その種のものを無理して入手することを観念しがちである。しかし、そうした種類のものも有るにはあるとしても、一般には役立つ情報というのは自分たちが日常接触でき取捨選択しうる種類の情報にすぎないことが意外と多い。身近かな情報をいかに注意して収集するかであり、その作業の中からさらに別の新しい情報にアクセスし、次の行動に移せる情報も見えるのである。

(2017.4.5(水)小松空港のショップで記)