西川一誠後援会サイト

イッセイエッセイ詳細

イッセイエッセイ

1150号 これから新年度 「仕事に効く!英語が身につく学習法」

2016年04月18日(月)

 2016年4月9日の日本経済新聞(NIKKEIプラス1 何でもランキング)に、上記のような記事が載った。これは、会社員1000人に聞いた「社会人になって試みた英語学習法で効果があったもの」をランキング形式で紹介したものである。
 1位は「TOEICやTOEFLの点数を目安にして勉強する(213人)」、2位は「雑誌やサイトなどで見た表現や単語を書き留めて覚える(195人)」、3位「英語の映画やドラマを数多く見る(174人)」、4位「英語を読むときは音読する(142人)」である。以下、5位は「外国人のいる場所に出向き、英語を聞いたり話したりする」、6位「CD付き英文法のテキストでリズムや構文感覚を身につける」で、10位までは7位「好きなジャンルの英語の本や雑誌などを読み、できるだけ英語に接するようにする」、「ラジオやテレビの英語講座を利用する」、「そのまま英会話で使えるフレーズをたくさん丸暗記する」、10位「英会話スクールに通う」とランキングが続く。
 ランクインした各項目については、松本茂教授(立教大学グローバル教育センター長、NHK「おとなの基礎英語」講師)のアドバイスがのっており、1位のTOEICなどは「点数を取ることを目的化しないように」、2位については「私もひごろからしていること」、3位の映画は「ストーリーを追いながら見るのはよいこと…」、4位の音読は「独習法としては基本中の基本、ただし唇を動かさないで黙読することもして速く読めるようになりましょう」とアドバイス。
 なお、小生が最も有用と愚考する8位にランクされている(もっと上位かと思った)「ラジオ、テレビの英語講座」については「費用がかからず質も保証され、ほぼ毎日放送される。自分のレベルに合ったものと、少しやさしめの2番組を選ぶといいですよ」と適切な助言が述べられている。
 また、英語教師に指導方法の研修を行う阿部一・英語総合研究所長は、「教材やテキストを買っても全部やりきれる人は少ない。それより生活や仕事に密着するフレーズや慣用句、熟語を覚える方が効果的」と話し、自分で問題点を見つけ「こんな言い方をするのか」と学んでいくアクティブラーニングの大切さを説く。また、語学はいかに早い段階で音をつかむかが鍵を握るため発声、発音が大事、とも言う。
 さらに、外国人のいる場所に出向き積極的に話しかけるなど、自らの殻を破る努力も必要だと付け加え、最後は「学習を習慣づけ、仕事で使える英語を目指そう」とこの記事を締めくくっている。
 なお、同頁には回答者の失敗談が紹介されていて、「教材を購入して満足してしまった」、「英字新聞を購読したが読む量が多く挫折した」、「ラジオ英会話を聞き逃したりして長続きしなかった」などの反省例が並ぶ。
 また、英語を効率的に学ぶ鉄則のランキングも掲載されている。1位は「忙しくても毎日英語学習を継続する(366人)」、2位は「自分の今のレベルを客観的に把握する(303人)」、3位「毎日の隙間時間を利用して学ぶ(275人)」、4位「自分に足りないものを把握・補強する」、5位「英語を上達したい理由を明確にし宣言する」とある。
 英語学習のあらゆる方法と問題点、アドバイスが網羅されていると思うが、ラジオやテレビ番組を中心にして、他のものを若干加えるのが体験的に最強の方法だと考える。

(2016.4.12 記)