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イッセイエッセイ

1053号 島国、言葉、勉強、覚悟など(スポーツ・コーチ)

2015年08月17日(月)

 この夏は新国立競技場のデザインや工費の見直し、ラグビーW杯の会場地との関連などニュースが騒々しい。
 ラグビー日本代表のヘッドコーチは、エディ・ジョーンズさん(55歳)という方である。オーストラリア出身であり、お母さんが日系人、奥さんが日本人である。ジョーンズ氏は名将の実績を有している。(フロントランナー、朝日新聞「be」2015.8.8(土)から)
 エディ氏のこのインタビュー記事を読む。いろいろと参考になることを語っておられる。
 ラグビー日本代表が「外人ばかり」という質問に対して、「島国というのは、内向的になりやすい・・・・・・・・・・・・・・・・・。欧州は違います。ロンドンなんかは本当にコスモポリタン。今は世界がグローバル化され、ビジネスもスポーツもやり方が変っています・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。日本も適応しなければ。---我々のチームは多国籍ですが、異文化交流の先例になれればいいと思います。」(傍点小生、以下も)
 ことあるごとに、日本ラグビーの問題点を指摘しておられるとの質問に対して、
 「一番の問題は指導者の質です・・・・・・・・・・・・・。良いコーチになるには、日々勉強しないと。自分はコーチ歴20年で55歳ですが、いまだに自分より知識を持っている人に話を聞きます。なぜ日本人コーチは学ぼうとしないのか。一つの理由は英語を話せないこと・・・・・・・・・・・・・・・だと思います。私が日本人の若いコーチなら、まず英語を学ぶ。知識を得るチャンスを増やす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ために。」
 エディ氏はプロコーチになる前に、シドニーで約十年間、高校の教員を務め、教育論や組織論でも深い見識を持つ。変革を求め、「ラグビー界のiPHONEを目指す」という強いメッセージの言葉もあるらしい。巨人の原監督、女子サッカーの佐々木監督、B・ミュンヘンのヴァルディオラ監督などからも練習方法を学び、「コーチングとは一本の糸のようなもので終りはない」という強い向上心の持主という。
 そのほかに関心を引く言葉として、
 「選手たちは物事に真摯に取り組んでいます。ただ、もっとハードワークをしなければ・・・・・・・・・・・・・・・。」
 「ただ、私からどんな知恵を与えても、最後は体のぶつかり合い。最高の戦術があっても、メンバー全員に体を張る覚悟がないと・・・・・・・・・・、我々らしい戦いはできません。」
 「試合時間の55%で球を保持できれば、強い相手にも勝てる。そのためには相手よりパスの回数を増やし、球を動かし続けないといけません。」

(2015.8.13 記)